追悼
この度の地震や津波で亡くなられた多くの方々にお悔やみ申し上げます。
また、肉親や親しい方々を亡くされ、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
さて、今回の地震で大きな被害を受けた東北地方には、親しい友人がいなかったのですが、長野県には学生時代からお世話になった友人がいましたので、久々にお見舞いの電話をかけたところ・・・・・・・・
なんと、その友人は長野ではなく仙台で地震に直面していたとのこと。
長野から部下を車に乗せ仙台の取引先に出かけていて、間もなく仙台に到着というところで地震に遭遇したそうです。
あまりの地震の大きさと道路状況の悪化に戸惑ったそうですが、とりあえず得意先まで行ってみたところ、危険なため建物には入れず、打ち合わせ予定だった相手は建物の中に閉じ込められていたとのこと。幸い間もなく救出され、ケガも殆ど無かったとのことでした。
しかし仕事の打ち合わせどころではなく、友人たちは長野に戻ることにしたそうですが、道路はどこも閉鎖・・・・。
おまけにガソリンが手に入らず、東北/北関東をあちこち走り回り、ようやく長野に近づいたとき、今度は長野の地震に遭遇。
なんとか無事に家に帰り着いたそうです。
友人が言うには、仙台に向かう途中のどこかの道の駅で同行の部下と食事をしながら一時間ほど打ち合わせをしていたそうですが、あの打ち合わせをしていなかったら、間違いなく仙台の取引先の建物の中で地震に遭っていたそうです。
二つの大きな地震に遭遇するというのは運が悪いと言えばそのとおりですが、けがも無く無事に帰り着いたと考えれば運が良かったと・・・。
今回の地震で亡くなられた方々の数は、時間とともに増えています。いったいどこまで増えるのか見当がつきませんが、その誰もが3月11日に人生の終焉を向かえようとは夢にも思っていなかったことでしょう。
運命と言う表現を使うことすら躊躇われますが、今の命を大切に生きて行きたいものです。
合掌
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