デンチューでござる

B級釣師

2011年03月10日 01:43

今年のお正月のことね。

ずいぶん古い話になってしまったけど、ご勘弁を。


帰省先の瀬戸内の実家からオホーツクの自宅への帰宅途中、東京の品川でポッカリと時間があいてしまったのね。

新幹線で品川に着いたものの、空港に行くには早すぎる。

今までの私なら、品川周辺で釣具屋かアウトドアショップを探して駆け込んでいたのでしょうが、今回は何故かそんな気にもなれず、駅周辺の地図とにらめっこ。


そして見つけたのがここ。



【ここです】



「泉岳寺」の名前を聞いてピピピときた方は相当ご年配?

ご存知「赤穂義士」の眠るお寺です。


【この下に】




「赤穂浪士」「忠臣蔵」等何度も映画やドラマが制作された時代劇の定番です。




学生時代、東京の下宿近くの赤提灯で酒を飲んでいると、隣の席にいた年配のサラリーマンが話しかけてきて、故郷談義に。


そのサラリーマンは赤穂出身の方で、私の出身を聞いて、「赤穂城開城」の折にはお宅の殿様に大変世話になった・・・・とたらふく酒を飲ませて頂いたことがありました。



もちろんワタクシは由緒正しき百姓の出ですから、私のご先祖様はお城になんか入ったことはございません。

でも、こういう郷土愛っていうのは何だかいいですね。


時代劇などほとんど興味のないワタクシですが、この江戸時代の事件が、様々な脚色はあるにせよ、実際に起きた史実として、やはり「すごい」なぁと溜息をつくのであります。



「忠」とか「義」というようなことには縁がありませんが、こんな生き方をした人たちが居るんだなぁと思うと、人間の凄さを感じてしまいます。




あら楽し 思ひははるる 身はすつる 浮き世の月にかかる雲なし


大石内蔵助の辞世の句です。






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