最強フライ
A級釣師の皆様には無用のページです。
まずは日曜日夕刻の釣り場を
★このポイントだけで2時間
まずは湿式フライでスタート。
しかし、アタリがありません。写真のポイントまで下ってくると、木の下でライズを発見。
ドライ(カディス)に替えてポン。
ポン 「ウ」がパクッ。
ポン 「ウ」がパクッ。
ポン 「ウ」がパクッ。
3匹も釣るとカディスはヘロヘロ。
いつものヘロヘロパワーも発揮できず、フライの消耗が...。
そこでフライボックスの片隅で埋もれていたピーチくんが出動。
昨年2本巻いたうちの一本です。
★ピーチくんです(^B^)/
TMC100 #12
緑色のボディーにグリズリーのハックル
背中に発砲スチロールを背負っています。
これが最強フライの正体です。
何が最強なのか?
あくまでも最強フライです! すっごく釣れるフライではありません。 美しいフライでもありません。
あくまでも「最強」です。
写真のポイントで「ウ」の嵐。
ポイント下流部でヤマベがジャンプヒット!
★20センチ弱のヤマベです
プールの流れ出し下部で、ジャ〜ンプ一発!
美しい光景でした。
その後40㎝くらいの大物(サクラ)のライズが何度かあったものの、ヒットするのは「ウ」のみ。
約2時間の間に38匹の「ウ」をゲット。(移動しろよ!と言われそう)
使用したのはこのピーチくん一本だけです。
「ウ」がかかり、ネバネバ沈没....しかし、ラインを振ってフライをペチペチ水面に叩き付けるとあら不思議、フライがポッカリ水面に浮いています。
このフライが最強なのは「浮力が落ちない」ことです。発泡スチロールを背負っているのですから当然と言えば当然。
しかし、
アベレージ30㎝の「ウ」の直撃弾を38発も受けても、戦闘能力は落ちず、B級釣師がもっとも重視する
耐久性において最高のパワーを発揮したのです。
このピーチくんの背負っている発泡スチロールですが...
★もとはこんなもの
★そのまた元はこんなもの
何だか見たことあるでしょう?
★さらにロングで見てみると
これな〜んだ?
そう、そのとおり!
昨年、実家の母が送ってくれた桃を包んでいた梱包材です。
桃やリンゴを包んでいるアレです。もし母がリンゴを送ってくれていたら、このフライはアップルくんになっていました。
恐るべし資源ゴミ。
このフライ一本で、どれくらい釣れるか試してみたくなり、この日の夕刻はピーチくんと「ウ」と心中。
でもこの発砲スチロールを使ってバリエーションを広げる楽しみが。
★充実の午後でした。
夕焼けの中を飛んでいるのはアオサギです。
カディス一本で勝負して来たB級釣師にとて、耐久性といい、釣果(ウしかいないポイントだったと言い聞かせ)、コストすべてに満足のいく一本です。
おためしあれ。
久々に燃えた2時間でした。
空も賞賛してくれています。
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