2007年11月11日
時代は変る
朝早く目覚めたものの、何だか腰が重く、カジカ釣りを断念して、鮭の観察会に備えることに。
二度寝って、とっても幸せな気持ちになりますね(単なる根性無しぢゃん)。
さて、待ちに待った鮭の観察会。
一路網走港へ出発。
こういった会に参加するのは初めてです。
知らない人が苦手なB級にとっては緊張です。
今回の観察場所は、我が家の裏庭.....いつもの網走川です。
最初に講師の方からのレクチャーがあり、サケ(シロザケ)生態系を通して、網走川の抱える課題を考えるという趣旨でした。
(観察会の趣旨も知らずに参加しているマヌケなB級です)
サケの産卵に適した場所、産卵行動に入る条件、また時期による産卵場所の変化等「ああ そうだったのか」の連発でした。人より多く川辺に立つことがあるのに、ぼんやりと眺めていてはいけないのね!
「科学の目」を持って見ないとね!(反省!)
一匹のシロザケの雌が産卵するのは3000粒(北海道平均)で、それを4〜6回に分けて産卵すること。産卵床を作る場所の条件や作り方。卵の発眼率や成魚の回帰率....たくさんのことを教わりました。
そして、20年来釣りをして来た網走川が、「川」ではなく「排水溝」になってしまったという講師の方の言葉はショックでした。
【 こんな雰囲気】
観察しているのは頭首工(開閉式堰堤?)とその魚道です。
【もったいない】
天寿を全うし、息絶えた雌のお腹の中に、わずかながらイクラが残っていました。
【婚姻色】
二匹のサケが写っていますが、上側の体側に黒いストライプの入っているのが雌で下側の赤っぽいッ模様の出ているのが雄だそうです。
川が増水する度にあちこちで護岸工事や河川改修が始まり、「また開発局と土建屋さんが何か企んでいるんだな」なんて斜に構えていた保守的・頑固者なB級です。しかし今回の観察会に参加し、そういった行政の側にも川の現状を変えて行かなきゃという考えが広がり、実際にそうした取り組みをしている方々がいることを知り、なんだかとてもホッとしました。
川をなんとかしよう! という熱い思いで活動されている方、漁業振興のために川を見直さなきゃと活動されている方、行政の側から行動されている方、学校の先生、学生さん......等々いろんな方々が川を見つめているのですね。
一人で川辺に立ち、一人で釣りをすることが多いB級ですが、いろいろな人に出逢い、様々な考え方に耳を傾けることの大切さに気付いた一日でした。
久々に脳みそを使って、ぐっすり眠れそうです。
主催者様、呼びかけてくださった方、ありがとうございました。
さて、次の一手は!
二度寝って、とっても幸せな気持ちになりますね(単なる根性無しぢゃん)。
さて、待ちに待った鮭の観察会。
一路網走港へ出発。
こういった会に参加するのは初めてです。
知らない人が苦手なB級にとっては緊張です。
今回の観察場所は、我が家の裏庭.....いつもの網走川です。
最初に講師の方からのレクチャーがあり、サケ(シロザケ)生態系を通して、網走川の抱える課題を考えるという趣旨でした。
(観察会の趣旨も知らずに参加しているマヌケなB級です)
サケの産卵に適した場所、産卵行動に入る条件、また時期による産卵場所の変化等「ああ そうだったのか」の連発でした。人より多く川辺に立つことがあるのに、ぼんやりと眺めていてはいけないのね!
「科学の目」を持って見ないとね!(反省!)
一匹のシロザケの雌が産卵するのは3000粒(北海道平均)で、それを4〜6回に分けて産卵すること。産卵床を作る場所の条件や作り方。卵の発眼率や成魚の回帰率....たくさんのことを教わりました。
そして、20年来釣りをして来た網走川が、「川」ではなく「排水溝」になってしまったという講師の方の言葉はショックでした。
【 こんな雰囲気】
観察しているのは頭首工(開閉式堰堤?)とその魚道です。
【もったいない】
天寿を全うし、息絶えた雌のお腹の中に、わずかながらイクラが残っていました。
【婚姻色】
二匹のサケが写っていますが、上側の体側に黒いストライプの入っているのが雌で下側の赤っぽいッ模様の出ているのが雄だそうです。
川が増水する度にあちこちで護岸工事や河川改修が始まり、「また開発局と土建屋さんが何か企んでいるんだな」なんて斜に構えていた保守的・頑固者なB級です。しかし今回の観察会に参加し、そういった行政の側にも川の現状を変えて行かなきゃという考えが広がり、実際にそうした取り組みをしている方々がいることを知り、なんだかとてもホッとしました。
川をなんとかしよう! という熱い思いで活動されている方、漁業振興のために川を見直さなきゃと活動されている方、行政の側から行動されている方、学校の先生、学生さん......等々いろんな方々が川を見つめているのですね。
一人で川辺に立ち、一人で釣りをすることが多いB級ですが、いろいろな人に出逢い、様々な考え方に耳を傾けることの大切さに気付いた一日でした。
久々に脳みそを使って、ぐっすり眠れそうです。
主催者様、呼びかけてくださった方、ありがとうございました。
さて、次の一手は!
2007年11月10日
もっと来た
皆様にご心配をおかけしました風邪も、ようやくどこかへ逃げて行ったと思ったら、今度は腰が痛くて......。
でも今日はそんなことは言っていられません。明日は鮭の観察会だからね。
饗宴の後だから、うまく出逢えるかどうか心配ですが、一日のんびりと川辺を歩くことができるだけでシアワセです。
話は変わって、オホーツクの片田舎も、ようやく冬の足音が訪れました。
【昨日の朝】
出勤途中の風景です。
畑で帽子をかぶっているのは、豆類です。大豆かな?
実は.....私が関西から関東をへて、北海道に住もうと考えるようになったのは、雪山の見える風景に憧れがあったのが一番の理由かも知れません。ですから、ちょうどこの写真のような風景を見るとワクワクしてきます。
雪山の夕陽なんかが射していると.....ロマンチックが止まりません。
北海道に来て良かったなぁ........と。
でも、もう少しすると雪をかぶった山......ではなくて、私自身も雪をかぶってしまいます。家も車も川も犬も......ぜ〜んぶ雪の下です。海まで凍ってしまいます。
やり過ぎです!!
勘弁してください!!
ロマンチックが止まります!
死活問題です!
灯油が高すぎます......泣
でも、そんな季節を迎える前に、明日はのんびりと........。
えっ? 明日の集合場所は港だって!
集合前にカジカ釣ろうっと!
でも今日はそんなことは言っていられません。明日は鮭の観察会だからね。
饗宴の後だから、うまく出逢えるかどうか心配ですが、一日のんびりと川辺を歩くことができるだけでシアワセです。
話は変わって、オホーツクの片田舎も、ようやく冬の足音が訪れました。
【昨日の朝】
出勤途中の風景です。
畑で帽子をかぶっているのは、豆類です。大豆かな?
実は.....私が関西から関東をへて、北海道に住もうと考えるようになったのは、雪山の見える風景に憧れがあったのが一番の理由かも知れません。ですから、ちょうどこの写真のような風景を見るとワクワクしてきます。
雪山の夕陽なんかが射していると.....ロマンチックが止まりません。
北海道に来て良かったなぁ........と。
でも、もう少しすると雪をかぶった山......ではなくて、私自身も雪をかぶってしまいます。家も車も川も犬も......ぜ〜んぶ雪の下です。海まで凍ってしまいます。
やり過ぎです!!
勘弁してください!!
ロマンチックが止まります!
死活問題です!
灯油が高すぎます......泣
でも、そんな季節を迎える前に、明日はのんびりと........。
えっ? 明日の集合場所は港だって!
集合前にカジカ釣ろうっと!
2007年11月06日
饗宴終わる
B級とは言え、釣師とは名ばかりのブログに成り下がっています。
ようやく仕事も落ち着いたかと思ったら、娘から風邪をもらったのか.....久々の発熱です。
熱にはめっぽう強いはずだったのに、寄る年波には勝てないようです。
病院に行ったついでに、ちょっとだけ川を覗きに寄り道をしてまいました。
【静かな川】
数週間前までは海から上って来た恋人たちが昼夜を問わず縺れあってたのに....。
今週末に鮭の観察会に参加させていただけることになり、下見を兼ねて覗いてみたのですが、既に恋人たちの饗宴は終わったようです。
静かに流れる川岸には、使命を終えた亡骸が....。
【お疲れさん】
役目を終えた鮭たちは、水生生物だけでなくキツネや猛禽類の貴重な糧となっているのでしょうね。
サカナ嫌いの子どもが増えているようですが、お箸を上手に使えない子どもとサカナ嫌いは正比例しているそうです。
【上手に食べたのは誰?】
川が静かに落ち着くと、いよいよ初冬です。
多くの釣師が川を去り、岸壁でチカやコマイを求めて彷徨う季節です。
空を見上げるゆとりも無いままに、季節は移ってしまったようです。
【秋の名残】
ダウンを着込んで、ほんのちょっとの寄り道でしたが、久々の昼間の世界の変化に驚きました。
河原から車に戻ると、懐かしいお土産が......。
【ひっつきむし】
子どもの頃、コイツがセーターなんかにくっついていると、母親に怒られた記憶が...。
ようやく仕事も落ち着いたかと思ったら、娘から風邪をもらったのか.....久々の発熱です。
熱にはめっぽう強いはずだったのに、寄る年波には勝てないようです。
病院に行ったついでに、ちょっとだけ川を覗きに寄り道をしてまいました。
【静かな川】
数週間前までは海から上って来た恋人たちが昼夜を問わず縺れあってたのに....。
今週末に鮭の観察会に参加させていただけることになり、下見を兼ねて覗いてみたのですが、既に恋人たちの饗宴は終わったようです。
静かに流れる川岸には、使命を終えた亡骸が....。
【お疲れさん】
役目を終えた鮭たちは、水生生物だけでなくキツネや猛禽類の貴重な糧となっているのでしょうね。
サカナ嫌いの子どもが増えているようですが、お箸を上手に使えない子どもとサカナ嫌いは正比例しているそうです。
【上手に食べたのは誰?】
川が静かに落ち着くと、いよいよ初冬です。
多くの釣師が川を去り、岸壁でチカやコマイを求めて彷徨う季節です。
空を見上げるゆとりも無いままに、季節は移ってしまったようです。
【秋の名残】
ダウンを着込んで、ほんのちょっとの寄り道でしたが、久々の昼間の世界の変化に驚きました。
河原から車に戻ると、懐かしいお土産が......。
【ひっつきむし】
子どもの頃、コイツがセーターなんかにくっついていると、母親に怒られた記憶が...。