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2006年07月04日

最強フライ

A級釣師の皆様には無用のページです。

まずは日曜日夕刻の釣り場を

★このポイントだけで2時間
最強フライ

まずは湿式フライでスタート。
しかし、アタリがありません。写真のポイントまで下ってくると、木の下でライズを発見。

ドライ(カディス)に替えてポン。
ポン  「ウ」がパクッ。
ポン  「ウ」がパクッ。
ポン  「ウ」がパクッ。
3匹も釣るとカディスはヘロヘロ。
いつものヘロヘロパワーも発揮できず、フライの消耗が...。

そこでフライボックスの片隅で埋もれていたピーチくんが出動。
昨年2本巻いたうちの一本です。

★ピーチくんです(^B^)/
最強フライ
TMC100 #12
緑色のボディーにグリズリーのハックル
背中に発砲スチロールを背負っています。

これが最強フライの正体です。

何が最強なのか?

あくまでも最強フライです! すっごく釣れるフライではありません。 美しいフライでもありません。
あくまでも「最強」です。

写真のポイントで「ウ」の嵐。

ポイント下流部でヤマベがジャンプヒット!

★20センチ弱のヤマベです
最強フライ

プールの流れ出し下部で、ジャ〜ンプ一発!
美しい光景でした。

その後40㎝くらいの大物(サクラ)のライズが何度かあったものの、ヒットするのは「ウ」のみ。
約2時間の間に38匹の「ウ」をゲット。(移動しろよ!と言われそう)

使用したのはこのピーチくん一本だけです。

「ウ」がかかり、ネバネバ沈没....しかし、ラインを振ってフライをペチペチ水面に叩き付けるとあら不思議、フライがポッカリ水面に浮いています。

このフライが最強なのは「浮力が落ちない」ことです。発泡スチロールを背負っているのですから当然と言えば当然。

しかし、アベレージ30㎝の「ウ」の直撃弾を38発も受けても、戦闘能力は落ちず、B級釣師がもっとも重視する耐久性において最高のパワーを発揮したのです。

このピーチくんの背負っている発泡スチロールですが...

★もとはこんなもの
最強フライ

★そのまた元はこんなもの
最強フライ

何だか見たことあるでしょう?
★さらにロングで見てみると
最強フライ

これな〜んだ?

そう、そのとおり!

昨年、実家の母が送ってくれた桃を包んでいた梱包材です。
桃やリンゴを包んでいるアレです。もし母がリンゴを送ってくれていたら、このフライはアップルくんになっていました。

恐るべし資源ゴミ。

このフライ一本で、どれくらい釣れるか試してみたくなり、この日の夕刻はピーチくんと「ウ」と心中。
でもこの発砲スチロールを使ってバリエーションを広げる楽しみが。

★充実の午後でした。
最強フライ
夕焼けの中を飛んでいるのはアオサギです。

カディス一本で勝負して来たB級釣師にとて、耐久性といい、釣果(ウしかいないポイントだったと言い聞かせ)、コストすべてに満足のいく一本です。
おためしあれ。

久々に燃えた2時間でした。
空も賞賛してくれています。
最強フライ



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この記事へのコメント
こんばんは

最後の空が、う・つ・く・し・い(^^

鳥取へ行ったついでに梨でも買って、
ペアー君、巻いてみようかな?
コストが・・・(笑)
Posted by van P at 2006年07月04日 23:46
これは達成感ある素晴らしい釣行記ですよ!
目的とかテーマがあるって良いですよね。

前から思っていて言い出せなかったのですが、相互リンクお願いして宜しいでしょうか? こちらからはリンクしておきます。
よろしくお願いします。
Posted by 三ツ木左右衛門 at 2006年07月05日 00:14
素晴らしい!

実は、おいらも使ったのがありましたが
使い方が悪く、スレッドで止めたところから
チギレルというトラブルがありました。

こういう風にかぶせるようにすれば良かったんですね!(^^;
Posted by おやぢ at 2006年07月05日 00:46
こんばんは

2時間で38匹は それだけで十分最強では?
B級釣師さんのお住まいの方面行ってみたいです。
Posted by 釣太郎 at 2006年07月05日 00:58
こんばんは〜\(^O^)/

まさかフルーツキャップで出来てるなんて!しかも爆釣なんて凄いです(⌒o⌒)

ハンドメイドミノーの素材もバルサじゃなきゃいけない理由も( ̄ー ̄)フフフ
溶剤に溶けない素材で私も何か探しみます(⌒o⌒)
Posted by アッチャー at 2006年07月05日 01:51
こんにちは、vanillaiceと申します。

『う』を38匹耐え抜いたピーチくんも最強ですが、そこで2時間釣り続けられるB級釣師さんの忍耐力も最強です。

おみそれしました\(^^;)...
Posted by vanillaice at 2006年07月05日 12:13
こんにちは^^

なるほどぉ~ 早速マテリアルに追加(笑)
一番好きな茜色の空の色
舞う鳥 
また明日ね・・・って

北海道は、多分に漏れず札幌・小樽・函館・大沼公園に行った事があるぐらいです。
道東に行くのが当面の目標です^^
Posted by イワナchan at 2006年07月05日 14:12
こんにちわ。

B級釣師さんの面目躍如ってなとこですね。
あの編み網発泡とは恐れ入りました。
「う」でも何でも、釣れたほうが楽しいに決まってます。
まして自作のフライならなおさらです。
やっぱり道東ですね。

今度は、安あがりで、沈めるのを紹介してください。
Posted by へなちょこ隊長 at 2006年07月05日 16:19
>こんばんわ van Pさん

梨なんて買ってはいけません。
最強のフライは、あくまでも「頂き物」でこそ最強です。(^B^;)
ローコストあるのみ!


>こんばんわ 三ツ木左右衛門さん

こちらこそよろしくお願いいたします。
テーマ??
貧乏性の痩せ我慢だけです...ハイ!


>こんばんわ おやぢさん

 おやぢさんご指摘のように、切れやすい素材もありますね(キレてないっすよ!)。このフルーツネットは写真のように少しテーパー状になっているので、フックサイズやフライのボリュームに応じて好きな所が使え、これから活躍しそうです。


>こんばんわ 釣太郎さん

 たくさん釣れましたが、「ウ」ばかりです。これからの時期ポイント探しが難しいですね。上流でチビヤマべと遊ぶにはいいのですが、アメやニジとなると......。
 朱鞠内に憧れます。


>こんばんわ アッチャーさん

 樹脂粘土でミノーは作れないでしょうかね? そんなことを考えながら...考えているだけ。チョコQで蝉フィギュアがあれば、すぐにフック付けるのにね。
 何でもアリが信条です。


>こんばんわ vanillaiceさん

 ポイント移動のタイミングを失したのと、40オーバーのサクラがライズしていたのとで完全にこのポイントにハマってしまいました。このフライがどれくらい耐久性があるかに関心が移ってしまいました。
 久々にドライに出る魚を見るのも楽しかったですよ。
 忍耐力ではなく、引き際の悪さと怠惰なだけでした。


>こんばんわ イワナchan

 B級としては、フライの材料は何でもいいんです。楽しく巻いて、楽しく釣れれば最高です。だって釣り具屋さんに行くと「高い」んだもん。
 道東に是非お越し下さい。熊さんが冬眠しない季節にね。


>こんばんわ 隊長さん

>>釣れたほうが楽しいに決まってます
 →そのとおり! 久々のドライでしたが、水が澄んでいたので、岩陰や水底からフライめがけて勝負してくるのや、チラ見だけでお帰りになるのや、食わないくせにず〜っと後ろに付いて来るのなど、楽しかったですよ。
道東の河川はこれから少し静かになりますが、されど道東ですね。

沈めるのはあまり使わないのでストックはありませんが、新規開拓してみますね。
Posted by B級釣師 at 2006年07月05日 21:24
こんばんは
最強の意味が釣りをしない私にも、読み始めてすぐにわかりました。
フライそのものに浮力があれば沈まないですね。
気持ちよさそうな川、そして空ですね。
Posted by ADIA at 2006年07月05日 21:38
>こんばんわ ADIAさん

こちらはまさしく盛夏です。でもいつまで続くやら...。
 写真って面白いのですが、切り取ったとなりに何があるかわかりませんよね。
 この日のポイントも目を上流に向けると護岸が続きます。このポイントで「ウ」ばかりだったのも、護岸工事で流れが変わり、温かい水しか流れなくなったからではないかと思っています。
Posted by B級釣師 at 2006年07月05日 22:29
こんばんは!

事後報告で誠に申し訳ないのですが
この素晴らしいフライを
FFMリハビリーセンターの方で
老眼釣師さんの滑り止めアントとnaoさんの発泡カゲロウと一緒にご紹介させて頂きました(^人^)

勝手に紹介してごめんなさい!m(_ _)m
Posted by おやぢ at 2006年07月06日 01:24
B級釣師さん、おはようございます。

最近フライを始めて、E級釣師になりました。
全然飛ばないし、リーダー絡まるしで見事なE級ぶりですけど、
ドライに出てくる瞬間がとっても面白いデス。

ちなみにこの前3時間やって「う」1匹でした。
2時間で38匹とは雲泥の差、B級とE級の違いが歴然と。

でもキャスティング練習だけでも楽しいので、これからも湖に通い詰めマース。(^^)
Posted by むーしゃま at 2006年07月06日 07:18
>おやぢさん こんばんわ
亀レスで、すみませ〜ん。
>>勝手に紹介して
→お恥ずかしい。でもちょっと嬉しい。
 老眼釣師さんやnaoさんのようなフライが巻ければA級ですね。みなさんの工夫を拝見し、元気が出てきました。ありがとうございます。



>こんばんわ むーしゃまさん

 むーしゃまさんの屈斜路湖報告読ませていただいています。20年ほど前藻琴山側に何度か入り、スプーンで60のニジを釣った思い出の湖です。
 林道側というのは美幌峠側のことでしょうか?
 
 38匹はとても楽しかったですよ。腕ではなく、魚の食べ物とフライがピッタンコだっただけです。それにしてもプールは「ウ」の釣り堀状態でドライに反応する様子がとてもスリリングで、楽しめました。キャスト練習に最高でした。

リンクありがとうございます。こちらもよろしく。
Posted by B級釣師 at 2006年07月07日 00:09
 
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