ナチュログ管理画面 フライフィッシング  フライフィッシング 北海道・東北 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
みんなの足跡
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

QRコード
QRCODE

2006年10月12日

雷鳴な夜

私はカミナリが好きだ!

我家の子供もカミナリが好きだ!

大災害の可能性もあるカミナリが好きだなんて、不謹慎ですが、それでもやっぱりカミナリが好きだ!


 昨夜は道東方面でも猛烈な雨と雷鳴・稲光の壮絶な交響曲が演奏されました。

 夜カミナリが鳴り渡ると、部屋の電気を消し、カーテンを全開にし、暗闇の中でひたすら空を眺めています。時には家族揃って。
 
 ピカッ

 父 ん〜 今の稲光は枝分かれが少ないから7点!
 子 でも雲の色が良かったから8点!
 

 ドッカ〜ン

 父 今のは音は大きいけど、音が乾いていないから6点!
 子 お腹に伝わってこないから5点!

 などとカミナリ評論をしている親子です。

 妻 電気を消して...全く何をやってるんだかね。
   

 不謹慎ですが、こんな家庭です。

 私のこんな嗜好には思い当たるところがあります。
 
 私が生まれ育った家(関西)は山の中腹にある小さな団地だった。縁側に出るとず〜っと遠くまで見渡せ、すぐ足下には国鉄の蒸気機関車が走っていた。
 毎日決まった時間になると汽笛を鳴らして汽車が駅に滑り込んでくる。数人の降車客の中に必ず父がいて、駅から団地までの急な坂道を上ってくるのが見で追えた。

 夏の夕方になると、しばしばカミナリが轟いた。
 団地の窓から眺める広大な世界は黒雲に覆われているものの、その間から走り出る稲光は「恐さ」よりもむしろ「美しい」「すごい」という印象だった。
 
 家が山の中腹にあったため、雲間から伸びた光の先端が地面に突き刺さり、火花をあげる光景も何度か見たことがある。
 私や兄がこういった光景を見ているとき、大抵は横に父親が座っており、父親の膝に座って見ていたこともしばしばだった。
 
 毎年のように台風がやって来て、停電に備えてロウソクを準備し、家の外では父が窓に板を打ち付けて備えをしていた。実際停電は必ずやって来たし、ロウソクを持ってトイレに行ったりしていた。
 台風がやって来て、家の屋根が飛んだり、瓦が飛んだというのはあたりまえのように目にした光景だ。

 小学校に上がる頃、引っ越した先の隣家のお姉さん(20代?)が、雷が鳴りだすと「恐い」といって我家の母のところへ来ていたのがとても奇妙に思えた。
 
 「夏」が本当に「夏」だった昭和の中頃の記憶



 今回の大型低気圧、カミナリで被害に遭われた方々の一日も早い回復をお祈りいたします。

 
 
 




同じカテゴリー( 雑記)の記事画像
ご無沙汰です
初春に・・・
ピアノ 舞う
デンチューでござる
流氷だぁ~
ビューン
同じカテゴリー( 雑記)の記事
 思案中 (2021-04-25 22:47)
 ご無沙汰です (2013-04-14 21:01)
 初春に・・・ (2012-01-02 22:19)
 ピアノ 舞う (2011-05-02 00:33)
 デンチューでござる (2011-03-10 01:43)
 流氷だぁ~ (2011-01-03 00:50)

この記事へのコメント
私もカミナリが好きです。
うちは私以外みな、カミナリがダメで、どーーん!なんてくると、奥さんなんか私に抱きついてきます。そんな時、ふと幸せを感じるオヤジです。^_^;
Posted by hajihadu at 2006年10月12日 22:27
>こんばんわ hajihaduさん

 ただ一言 羨ましい.....涎
 日頃威勢のいい女性も、そんなときに可愛さを感じたりしますね。(・B’)\バキッ
Posted by B級釣師 at 2006年10月12日 22:33
私も家にいる分には好きです。
でも山の7合目~頂上くらいの雷はかなり
コワイっすねー。
あのプレッシャーはなんとも言えませんhhh
Posted by iwao at 2006年10月12日 22:34
>こんばんわ iwaoさん

 カミナリ雲の中で、頭髪だけでなく産毛までもが電気を帯びた感じ.....恐いけど懐かしいです。ピッケルの金属部分がチリチリと音を立てる恐怖感。
 北アで何度か経験しました。生きてて良かった......ですね。
Posted by B級釣師 at 2006年10月12日 22:45
おへそは大丈夫ですか?(^^;

「国鉄」なんと甘美な響きでしょう・・・
なんだか時間がゆっくりと流れてたように感じました。

北ア、先日は大変だったようですね。
Posted by おやぢ at 2006年10月13日 00:38
こちらもすごい雷でした。
雷を見ると昔、母(故人)と見た「星空なのにピカピカ光る綺麗な夜空」を思い出しました。子供心に不思議な現象で、雷と知るのはずっと後でした。
ちなみに、B級さんのアドバイス通り、エッグの刈り込みできました。ついでに怪しげなミノー試作品をUpしました。(Upできるような代物ではないのですが・・・ちょっと恥ずかしい)
Posted by C級アングラー at 2006年10月13日 20:08
こんばんは
確かに被害を考えないで、自分に落ちる危険がないなら、何も遮る物がない平原でじっくり稲光を見てみたいです。
きっと迫力もあり、きれいでしょうね。
Posted by ADIA at 2006年10月13日 21:58
こんばんは!

私も小さい頃、家のベランダで兄と一緒に雷を見ていました。
確かに、稲妻って「怖い「以上に、「きれい」なんですよね。
稲妻そのものもきれいだし、稲妻が光った瞬間だけ、あたりが青白く照らされる感じがまた、非日常の光景で妙に惹かれました。

たまにすぐそばに雷が落ちると、口から心臓が出るくらいびっくりするんですけどね(笑)
Posted by まつやん at 2006年10月13日 22:18
>こんばんわ  みなさん 

 返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
釣りではなく、プチ遠征をしていたものですから....謝

>こんばんわ おやぢさん

 おへそは脂肪の中に隠してあるので大丈夫です。
 「国鉄」いい響きですね。JRはやはり「
株式会社」ですものね。 懐かしい....。


>こんばんわ C級アングラーさん

 怪しげなフライ.....魅力的ですね。私はストリーマー系はあまり使ったことが無いので興味津々です。
 巻き方教えてくださいね。



>こんばんわ ADIAさん

畏敬・畏怖....古代人が空を見上げて神と言う存在を作り上げたのが理解できるような気がします。
 人間の力を遥かに超えた存在。祟りさえ無ければ自然も付き合いやすいのですが。

>こんばんわ まつやんさん

 昨年我家の近くに落ちたときは、本当にびっくりしました。家中のコンセントを抜き、ブレーカーを落として部屋の真ん中に座り.....。
 「恐い」けど「スゴイ」....北海道に移り住んだせいか、元気のよいカミナリに出逢うことが少なくなりましたが、幸せなことなんでしょうね。
Posted by B級釣師 at 2006年10月15日 21:38
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
雷鳴な夜
    コメント(9)