B級釣師のおもちゃ箱

ねぇ　ねぇ　旅人（たびにん）さん....
あの峠の向うは、どんなとこなんだろうねぇ.......
きっと大きなアメたちが..........

娘さん　あっしには　かかわり合いのねぇことでござんす。
ゴメンなすって.......

♪ど〜こかで〜　♪だ〜れかが〜

♪き〜ぃっと　待ぁ〜って　いて〜くれる〜


こんな邪念を捨てて、ひたすらA-Run川を彷徨い歩くB級であった。

上流に走ると.....川は眠っていた。
暖冬とは言え、まだ厚い氷に蓋をされ、わずかに流れが見えるだけだった。

中流域はさすがに例年よりも流れが顔を出していたが、冬枯れで好ポイントも浅瀬に変身。

仕方なく支流を覗いてみると.......川岸に足跡が。

しかし細い支流ではブッシュに阻まれ、ライントラブル続出。ミノー２個ロス...泣

仕方なく秘密兵器の「修行」に変更

【毛針秘密兵器編】
　初めての毛針秘密兵器に挑戦

　エイッツ！.....ヘナヘナヘナ〜

　ウリャ！.........ヘナヘナヘナ〜

&%#('%$#'&".......手強いぞ「毛針秘密兵器」
ウリャ！　エイッ！　トリャ！　と気合いの雄叫びは虚しく雪原に吸い込まれて行くのでありました。

ならば、次！

【ミノー秘密兵器編】
　こちらは隊長さん直伝の秘密兵器にちょっぴり改良？を加えたもの。

こちらはその構造上、多少のラインブレイクは覚悟していたものの、なかなかいい感じ。
しか〜し、こちらの川の細い流れでは、その威力を十分に発揮できない模様。
もう少し水量が増え、ゆったりと流れるようになれば実戦投入可能か？

膝まで雪に埋まりながら、悪戦苦闘しなくても........

峠の向うにパラダイスが待っているのに.......　

　B級釣師　上州新田郡（にったごおり）三日月村に生まれたという。
　十歳のときに国を捨て、その後一家は離散したと伝えられる。
　天涯孤独なB級が、何故無宿渡世の道に入ったは定かでない。
　愛を求めて彷徨う旅か　
　　　　　孤独を求めてさすらう旅か
　縞の合羽に三度笠。
　虚しく毛針がヒュウと鳴る。
　あいつが噂のB級釣師。

　♪さぁ〜　今　銀河の向うへ　
　　　
　　　　　♪　飛んで行け〜