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2006年04月03日

川のにほひ

川のにほひ  その壱


 
B級釣師はオホーツクの近くを彷徨っている。
 生まれは関西。

 川との出会いは、物心ついた頃から親父に近所の川へハエ釣りについて行っていた杉原川。
 
 夏休みになると、親父はウナギやナマズを狙ってみたり、休日はバイクで上流に行き、オイカワを釣ったりしていた。決して釣りにハマっている人ではなかったが、柔道以外の唯一の趣味が釣りだったように思う。

 母親に言わせれば「アンタ(B級釣師)が喜んで付いて来るから、仕方なく行っていたのよ」ということのようだ。
 決して子どもに媚びるような親父ではなかったが、唯一、釣りで子どもとの接点を持とうとしていたのかもしれない。

 親父におもちゃなど買ってもらった記憶は全くないが、3本接ぎ、4本接ぎ、5本接ぎ.......と、成長に合わせて買ってくれる竹竿の喜びは覚えている。

 親父と同じ6本接ぎの竿を買ってもらったのは中学に入った頃だったと思う。少々スネかかって、親父と釣りに行くことも少なくなっていたが、6本接ぎは大人の仲間入りのような気分だった。

 夕暮れの川岸に親父と座っていると、石垣の隙間からカニが出て来たり、小さなエビがヒュンヒュン踊っていたり、何かの稚魚が水面に群れていたり.....。小学生にとって釣り以上にスゴイことが目の前で展開していた。

 親父の本棚から釣りの本を見つけ出して、日本各地のいろんな釣り仕掛けを見よう見まねで作っていたのもこの頃だ。自転車のスポークを石垣の石で磨いて尖らせ、タイヤのチューブで水中銃を作って、自分の足を打ち抜いたのは小5の夏。

 男の子が家の中にいるなんて許されなかった時代であった。「家の中でゴロゴロしていないで、外で遊んでおいで!!」と、どこの子どもも叱られていた昭和の話だ。


続きはそのうち...........。
 
 
 



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この記事へのコメント
おはようございます。
私も中学までくらいは、父親との遊びは釣でした。
その割に今はしませんが。
今の子供にとって公園の池はただあるものでしょうが、私の子供時代は入ってどろどろになって遊ぶ場所でした。
Posted by ADIA at 2006年04月04日 08:38
B級釣師さん おはよ~ございます^^
私の釣り原体験も親父とのザッコ釣りです。
親父はバカがつくほどの釣り好きで、ツケで釣り道具を買ってきて、よくオフクロと喧嘩していました。(笑)

親父の自転車の後ろに乗っけてもらい、小鮒釣りに行ったり、さで網でザッコ捕りしたり、夏の夜には、カーバイト下げて夜突きにも連れて行ってもらいました。

この遺伝子、確実に受け継いでいるなぁ。。。^^;
Posted by Tamakura at 2006年04月04日 09:14
はじめまして。おやぢと申します。
隊長さんの所から飛んで来ました(^^;

「表で遊んでおいで!」
懐かしい響きです(^^;
最初の竿は確か竹で出来て280円だったかなぁ(笑
そのあとは自分で笹(北海道には竹がないので)の太いのを取って来て
短いのべ竿を作りました。

なんだか懐かしいです(^ ^ゞ

また、お伺いさせて頂きますので宜しくお願いいたしますm(__)m
Posted by おやぢ at 2006年04月04日 11:44
>>ADIAさん こんばんわ
 
 公園の池や川にある”危険!立入禁止”の看板。これこそ自己(親)責任だと思うのですが、いかがなものでしょうか?

>>こんばんわ Tamakuraさん

 遺伝子なのか『血』なのか?
いずれにせよ我が家は、私の代で途絶えそうです。10年後孫に期待するか......娘は中2!。

>>こんばんわ おやぢさん

 始めまして。 オヤヂさんの所へはちょくちょくお邪魔していました。
 「子どもは外で遊ぶもの」と社会全体が認めていた時代が懐かしく、寂しいですね。
 お気に入りに登録させていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by B級釣師 at 2006年04月04日 19:15
こんばんは
地元の担当者が大雨で中止したのに、近くなら大丈夫と先生が勝手に出かけて、落石で生徒を死なせても、地元の管理責任が追及される世の中ですから、立て札は仕方ないのでしょうね。
これは数年前実際にあった事故です。
Posted by ADIA at 2006年04月04日 21:18
こんばんわ、guitarbirdです

私は小学校5年の時、東京に住んでいて、
地下鉄で1本の(正確には乗り入れ)越谷に
淡水魚釣りによく行ってました。
しかし中学で札幌に移ってから、あまり釣りをしなくなりました。

ところで、キツツキが木の虫を探すのは、半分は「当てずっぽう」だそうです。
つつくと中の音からどれくらい木が朽ちているかが分かって、
虫がどれくらいいるか分かる、らしいです。
もしくは、最初から枯れたり枯れかかった木にも行きますが。
Posted by guitarbird at 2006年04月04日 21:19
こんばんは

加古川の川ガキ(失礼)時代ですな。

子どものころ、本を見て、仕掛けを作って、
それで釣るところ、釣れて来るであろう見た事もない魚を
想像するだけでも、楽しかったものです。

最近の子どもは何でも習うもんだと思ってるからな~

続きも楽しみにしております(^^
Posted by van P at 2006年04月04日 22:23
こんばんは。

こちらもお気に入りに登録させて頂きました。
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
Posted by おやぢ at 2006年04月04日 22:38
>>こんばんわ ADIAさん

 私がボーイスカウト時代に一番心がけたのは、子どもの安全です。それでも、今思い出すと冷や汗ものだったことがあります。
 親や指導者が自然に対してどれだけの知識と経験を持っているかということが大切なのでしょうか。


>>こんばんわ guitarbirdさん

 三つ子の魂百まで と言いますが、自然に触れて少年時代を過ごすと、魚であれ鳥であれ、価値観の中に大きな位置を占めるようになるのでしょうね。
 私は魚から(というより川から)離れられなくなりました。

>>こんばんわ van Pさん

 今から40年ほどの滝野/西脇あたりの思い出です。人それぞれに色褪せない思い出があって、それを心のどこかで引きずっているんだなと、最近つくずく思います。


>>こんばんわ おやぢさん

 こちらこそよろしくお願いいたします。
早く雪代がとれ、土手が緑に包まれる頃になるといいですね。
 それにしても、ここ数日の吹雪は恨めしい。
Posted by B級釣師 at 2006年04月05日 00:45
B級釣師さん、こんばんわ。

私も小学生のころ、父親に釣りにつれていってもらいましたね。家の近くには釣のできるような川はなかったから、ちょっと遠出をしていました。

何回目かのときに雨がふって、寒くて冷たくて一気に釣りがきらいになって・・・。

自分で釣り(フライ)をはじめたのは、それから30年もたってのことでした。
Posted by windknot at 2006年04月06日 01:14
>>windknotさん こんにちわ

超亀レスで申し訳ありません。
小さな子どもが釣り嫌いになる理由
1 釣れない
2 退屈
3 寒い
我家の娘も苦労しました。
今は釣には絶対についてきません。
Posted by B級釣師 at 2006年04月08日 16:49
 
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    コメント(11)